最近、ドミノピザの存在が目立ちます。
兵庫県尼崎市や伊丹市周辺の話になるのですが、最近、ドミノピザの新規出店や店舗の引越しによるリニューアルオープンが多いような気がします。いま、ドミノピザは勢いがあるのでしょうか。それとも地域限定の話でしょうか。
しかも、出店や引越しで新しくオープンする店舗は、いずれも幹線道路沿いや車の往来が多い立地で、店の存在が目立ちます。「あそこにドミノピザが出来たな」という話題もちらほら聞こえてきます。
尼崎市内のある店舗は、これまでは車の通りが少ない、どちらかというと路地裏的な立地に店を構えていましたが、引越しをして、新しい店舗は車の通りが多い立地にオープンしました。新しい店舗は、もともとコンビニがあった場所で、コンビニの建物をそのままリニューアルして開店しています。
車の往来があるコンビニの跡地だったので、ドミノピザの店の前には車を何台か停められる駐車場もあります。宅配用のバイクを停めるのではなく、来店客用の駐車場です。これまでピザといえば宅配でしたが、駐車場まで用意してくれて、持ち帰り客の割合を増やそうとしているのでしょうか。持ち帰りを得意とする私にはとにかく歓迎です。
新しいお店を利用して、気になることがあります。
店内にイスとテーブルがあるのです。それも1つではなく、複数。ちょっとしたファーストフードのお店のようになっています。初めてイスとテーブルがある店内を見たとき「ドミノピザって店内で食べられるようになったんだ」と思いました。
ご存知のとおり、ドミノピザは、宅配ではなく持ち帰りの特典で、持ち帰りで2枚買うと、1枚がタダ(無料)になります。持ち帰りの客は、1枚分の値段で2枚ピザを買うことができるのです。
この1枚買うと、もう1枚はタダという特典は、要はピザ半額なので、かなりお得感があり、これまでも数回利用しています。一度、この「もう1枚は無料」を体験すると、宅配デリバリーを頼むのがかなり割高感で、デリバリーの敷居が高くなっています。同じような方は多いのではないでしょうか。
ドミノピザの店内の話に戻りますが、お店に入ると、椅子とテーブルがあって、フォーストフードのお店みたいな店内になっていたので、持ち帰りで立ち寄ったときに、ドミノピザの店員に訊ねました。
「店内で食べられるんですか?」
ドミノピザの店員の回答は「No」でした。
ということは、椅子とテーブルがあるのは、持ち帰りで来店したお客が待つためのスペースなんだと理解しましたが、でも、椅子は判るけど、テーブルがある必要はないなと思いつつ、帰りました。
一応、このときに、ドミノピザの店内では、ピザを食べられないということを理解していたのですが、それから数ヶ月経ち、また同じドミノピザの店舗に持ち帰りのために訪問しました。
すると、気になることが1つ。
椅子とテーブルがある待合スペースのレイアウトは変わっていませんでしたが、各テーブルの上に紙ナプキンが置いてありました。
待合いスペースのテーブルに紙ナプキンがあるのはおかしい、この前の来店したとき、ドミノピザの店員に「店内で食べられるんですか」と訊ねたときは、まだイートインコーナーとしての利用はなかったが、数ヶ月、私が寄らなかったこの間に、店内で食べるお客を獲得するために、イートインコーナーとして利用が始まったのだと、かなり高い確率でそう思いました。
そして、またまたドミノピザの店員に訊ねました。「店内で食べられるんですか?」
ドミノピザの店員の回答は「店内でのお食事はご遠慮いただいております」
「じゃあ、なんで紙ナプキンをテーブルに置いているのですか」と訊ねることはしませんでした。このブログを書くことを思えば、聞いておけば良かったのですが、そのときは、ドミノピザのブログを書くなんて思いもせず、たんに持ち帰りで来店していたので、「やっぱり店内では食べられないんだ」ぐらいにしか思いませんでした。
ドミノピザの紙ナプキンのなぞ、機会があったら確かめたみたいです。
結果として、ドミノピザに椅子とテーブル、さらにテーブルの上に紙ナプキンが置いていても、イートインコーナーに見えても、ファーストフードの店内に似ていても、店内で食べることはできないようです。他のドミノピザのことではありません。私の知る限りのドミノピザのお店の話です。