尼崎市の防犯カメラ設置について

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防犯カメラの取り付け工事、料金、詳細について(トップページへ)

 

 

尼崎市議会「維新の会通信」で次のような記事がありました。以下、その内容です。

(尼崎市市議会・維新の会通信vol.5 2016年春号より/発行:尼崎維新の会)

防犯カメラ設置について

尼崎市では警察との連携や自主防犯パトロール、市バスのドライブレコーダー活用など犯罪抑止に努め、一定の成果(ひったくり等に対して)は出ているものの依然として犯罪は多く、兵庫県下犯罪認知件数ワースト1(人口比)になっている。

近年では児童・生徒が犯罪に巻込まれる事件も多く、兵庫防犯ネットでは尼崎市内で児童への声かけ、つきまとい事案など不審者情報が連日アップされている。

神戸市長田の小1女児殺害事件以降、自治体が積極的に防犯カメラ設置を行っている。

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尼崎市はもっと防犯カメラを設置すべきでは?

尼崎市は可動式防犯カメラ12台(委託料540万円/年)を設置しているが、自治体の設置台数としては少ない。

[尼崎市とその他自治体の防犯カメラ設置数の比較]

大阪府守口市:1058台

兵庫県伊丹市:1000台

大阪府東大阪市:920台

大阪府箕面市:750台

大阪府枚方市:329台

兵庫県尼崎市:12台

 

防犯カメラの委託料は適正?

尼崎市は可動式防犯カメラ12台の委託料として年間540万円を支出している。

この委託料は適正か、費用対効果があるのか?

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防犯カメラ設置(団体)への兵庫県補助事業(平成22年~)があるが、約6年間で尼崎市内に設置されたものは40台(平成28年1月)と伸びておらず、補助事業の限界を感じる。

[維新の提案!]

(1)子供の多い場所や犯罪の多発場所への防犯カメラ設置

(2)寄付(基金)による設置促進

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[維新の会通信にコメント]

尼崎市ではひったくり事件などの犯罪が多いことは、ときどき話題になります。こちらのサイトでも、尼崎市が兵庫県内の犯罪件数がワースト1を返上するかもしれないという話に触れました。その中では、尼崎の市バスのドライブレコーダーを活用した取組みが功を奏して、犯罪件数が減少傾向にあり、ワースト1の汚名を返上するかもしれないという話でした。

今回の尼崎維新の会の訴えと提案は、尼崎市の犯罪件数は人口比からするとまだまだ多いということ、それに関連して、大阪や兵庫の他の自治体と比較して、防犯カメラの設置台数が少なすぎる。だから、防犯カメラの設置増加に取組んで、より犯罪件数を少なくするべきとの内容です。

まず、防犯カメラを1000台近く設置している自治体がある一方、尼崎市の防犯カメラは12台ですから、少ないのは明らかですね。ただ、他の自治体でも防犯カメラ設置数が尼崎市同様に少ない自治体もあるのではと想像します。

防犯カメラの設置台数が多いところと比較すれば少ないですが、そもそも防犯カメラが12台というのは、標準的に少ないかどうかは判別がつきません。

しかし、尼崎市は兵庫県内で犯罪の発生件数が大変多い地域です。犯罪数と比較すると、防犯カメラの設置台数は少な過ぎるということは容易に想像がつきます。

これでは、防犯カメラの台数が少ないから、ひったくりをはじめとした犯罪の発生件数が多い言われても仕方ありません。

尼崎維新の会が提案するように、子供の多い通学路や、犯罪が多い場所には防犯カメラを増やしてほしいものです。

 

それと、防犯カメラの委託料ですが、年間540万円というのは、その明細が判りませんので、細かな事情を知りえませんが、金額だけ明示されると高過ぎですね。防犯カメラの設置、その後のメンテナンスや保守料だけを考えれば、防犯カメラの業者さんに頼めば、もう少し安く、または12台だけではなく、もっと防犯カメラの台数を増やせることは充分に有り得ると推測します。

尼崎市議会にて、是非、防犯カメラの増設、及び、費用について、話合いを深めていただきたいと思います。

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【尼崎の防犯カメラに関わるニュース】

 

尼崎市がひったくり件数ワーストを返上か、ドライブレコーダーを防犯カメラに活用。

尼崎市はひったくり被害件数が平成に入って初めて100件以下になる可能性が高まっており、兵庫県内ワーストの不名誉も返上するかもしれない。2015年9月末の尼崎市内でのひったくり件数は68件で前年同時期のほぼ半分にとどまっており、前年ワースト2位だった神戸市を下回るペース。

尼崎市によると、市内のひったくり件数は1989年以降3桁以上が続いており、最多を記録した2003年は年間885件のひったくり事件が発生していた。

汚名返上に向け、尼崎市は2013年に「ひったくり撲滅」を宣言。専門家の指導を受けたり、尼崎市内を走る市営バスのドライブレコーダーのカメラ映像を警察に提供したり、市バスの走らない地域には、可動式の防犯カメラを設置した。これらの取組みが奏功している。(出典:神戸新聞)

 

[ニュースコメント/尼崎市ひったくりの汚名返上]

防犯カメラを活用した取組みなどが、犯人検挙や防犯意識の向上につながっている事例です。尼崎市が市営バスのドライブレコーダーを防犯カメラというか、監視カメラにも活用しているのが良いですね。監視カメラを安く設置するのではなく、元々バスに設置されていたカメラを活用することで、監視カメラの導入コストも抑えられています。それにしても尼崎市のひったくり事件の件数は、すごいです。2003年は800件を超えるひったくり時間が発生していて、当時、尼崎市内では1日平均2.4件の事件が発生していたことになります。それが、100件を下回り、ワースト1からも免れるとは、尼崎市や尼崎警察の努力は素晴らしいです。これからも、防犯カメラなどを積極的に活用してより良い街づくりに取り組んでいただきたい。

 

 

防犯カメラは捉えていた。尼崎南署が不法投棄した男性を逮捕

兵庫県警生活環境課と尼崎南署は、廃油などが入った一斗缶40缶を不法に投棄した70歳代男性を、廃棄物処理法違反の容疑で逮捕しました。男性容疑者は「置いただけ」と容疑を否認しているとのこと。

男性は、2015年4月に兵庫県尼崎市東海岸町で廃油等が入っている一斗缶40缶を不法投棄した疑いがかかっている。

尼崎南署によると、不法投棄された尼崎市内の会社の防犯カメラに男性が一斗缶を運んでいる様子と、トラックのナンバープレートから男性が浮上して逮捕に至った。(出典:産経ニュース)

 

[ニュースコメント/防犯カメラは捉えていた]

防犯カメラの設置によって、犯人を逮捕したケースです。推測ですが、男性は何らかの業者の仕事をしており、廃油を処理するお金が出せなかったのか、出したくなかったのか、尼崎市で不法投棄の犯罪に走ったのでしょう。最近の防犯カメラの性能は良くなっているので、車のナンバープレートの数字を認識できます。不法投棄された尼崎市内の会社も、防犯カメラを設置しておいて良かったですね。犯人が捕まると、廃油の処理をした請求を犯人側にできる可能性がありますが、防犯カメラを設置しておらず、犯人が捕まっていなかったら、は不法投棄された一斗缶は誰のコストで処理するのでしょうか。公道のゴミは尼崎市が処理をしてくれても、自分の敷地にあるゴミを尼崎が処理してくれるのでしょうか。


 

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